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6/19(金)

「けいおん!」二次創作・2 『ピンチ!〜IF〜』


寝室にて、風邪を引いていた律が目を覚ます。

律「ん、ん……。よく眠れたなあ。熱は下がった、かな」
澪「……」
律「澪、寝てるのか。ずっと診ててくれたんだな……」
澪「……」
律「う、いかんいかん、こんなに可愛い寝顔を見てると、ついつい変な気が起きてくるぞ」
澪「……」
律「澪とはケンカしたばかりだし、さすがに今は自重した方がいいかもな、うん」
澪「……」
律「……で、でも、ちょっとだけなら、いいよな。唇だけ、唇だけ」
澪「……」
律「そ、そう、これはお詫びの気持ちなんだ。だから、いいよな」

そのとき、盛大な音とともにドアが開く。

唯「ずるいよ、りっちゃん!」

そこには眉をつり上げる唯と、顔を赤くして微笑む紬の姿があった。

律「げげーっ、唯! それにムギも!」
唯「澪ちゃんとエッチするときは、三人で一緒にって決めてたじゃない!」
律「落ち着け、唯。こ、これは違うんだ」
唯「もー、言い訳しないの! りっちゃん隊員は今すぐ私に謝りなさーい!」
律「……そう、だな。約束したもんな。悪かったよ、唯」
唯「えへへー。分かってくれればいいんだよー。それじゃあ早速……」
律「ああ、一緒にエッチするか!」
澪「んんん……。騒がしいな、その声は唯か? 来てたのか……って、何してるんだ!」
唯「あ、澪ちゃんおはよー」
澪「おはよー、じゃない! どうして私の服を脱がしてるんだ!?」
律「暴れるなよ澪ー。ケガするぞー?」
澪「律、お前まで! ちょ、や、やめて! ほ、ほら、ムギだっているし! な?」

澪はドアの前でたたずむ紬に視線を向ける。
しかし紬はその笑顔を崩さず、いそいそとポケットからデジカメを取り出す。

紬「あ、私は『見る』専門ですので、気にしないでください♪」
澪「な、何言ってんだムギ!? そのデジカメで何を撮るつもりなんだ!?」
唯「ほほー、そういうプレイもアリだね。ムギちゃんグッジョブ!」
澪「グッジョブ、じゃない! お前らいい加減にしろー!」
律「澪こそもう観念しなよ。いつもより優しくするから、な? な?」
澪「そういう問題じゃない! あ、や、やめ、やめて、やめてええええええ!!」





梓「で、結局全員風邪引いたんですか? 明日は学祭なのに?」
唯「いやー、面目ない。ゴホンゴホン!」
紬「撮影に夢中になって、つい。ゴホンゴホン!」
律「私もぶり返しちゃって。ゴホンゴホン!」
澪「……私は悪くない。何も悪くないぞ。ゴホンゴホン!」
梓「もー、『感染るとダメだから』って私がお見舞いに行くの止めさせておいて、何してるんですか」
四人「申し訳ない」
梓「……今度エッチするときは私も呼んでくださいよね。それで許してあげます」
四人「はーい」

こうしてソロライブを行うことになった梓は、持ち前の実力を遺憾なく発揮し、特になんの問題もなく舞台は幕を閉じたのだった。
桜高軽音部は、今日も平和である。





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