「WHEN THEY CRY 2」って、ひぐらし解のことだったのか……。
なんという恥ずかしい文章をさらしてしまったんだちくしょう。
でもまあ、「うみねこ本編よりさかのぼった時代の話をやる」という予想は撤回しませんよ。
2話も過去の話を多少はしてますが、それより以前の、金蔵が若い頃の話とか、やるんじゃないですか?
まあ、それは当然と言えば当然か。
あー、恥ずかしいなあ。
それは置いといて、感想を書いてみましょう。
今回はホント、あれですね、ひどいですね。
2話はベアトリーチェのターンなわけですから、当然と言えば当然なんですけど、推理する気力すら奪われますね。
でも、嘉音の手から剣が出てきたとき、逆に確信しましたよ。
ここまでファンタジーな描写が出てきたのなら、逆に真っ当な推理が可能なんだ、と。
だってさー、これで「実は魔法でした」という結論だと、本当にただの中二描写になるわけじゃないですか。
いくらなんでもそれはないなと思うんですよ。
チェス盤理論ですよ。
魔女にチェス盤理論は通用しないかもしれませんが、原作者は人間なので、原作者の思考をトレースすることは可能ですよね。
作り手の立場からすれば、観客を満足させる結末を望むわけですよ。
そうすることが、自らの精神的、物質的な潤いに通じるわけですから。
で、魔法という結末では観客は決して満足しない、ということは容易に想像できるので、魔法以外の答えを用意するわけです。
ゆえに、推理は可能、これはトリックである、と結論できるわけです。
ただ、これがチェスでないのなら、つまり竜騎士先生に、「観客を満足させる気がない」のなら、話は別です。
ファンが離れることなんて考えてなくて、開き直って無茶な結論を出すつもりなら、これは魔法である、という結論もありえます。
でもさすがにそこまではしないと思うけどなあ。
もうこれで引退するつもりなら分かりませんけど。
そういうわけで、引き続き「推理可能」という立場で考えていきたいと思います。
今回注目しているのは上にも述べたように、ファンタジーな描写の部分です。
黄金の蝶、家具たちの持つ剣、そしてベアトリーチェの来訪。
これらを説明する方法がひとつあるんです。
そう、催眠術です。
黄金の蝶は催眠状態へと導くスイッチであり、剣やベアトリーチェは暗示にかかった者が見る幻なのです。
そう考えたら、「戦人は魔法に耐性がある」という設定やベアトリーチェとのやり取りも理解できます。
催眠は本人にかかろうとする意思がなければかかりにくいものらしいですからね。
ベアトリーチェは戦人を催眠にかけるために、必死になって魔法を認めさせようとしてるのでしょう。
おそらく戦人の訪れなかった6年の間に、催眠状態へと導くなんらかの準備が行われていたのだと考えられます。
鏡がベアトリーチェ復活を邪魔するというのは、催眠を妨害するなんらかの仕組みがあったからなのでしょう。
碑文の問いに正解すれば催眠が解けるんじゃないでしょうか。
催眠だけでは説明できないこともあるでしょうけど、これで大体は解決できるんじゃないですかね?
卑怯ですかね、この答え。
今のところ密室の謎は全然分かりませんけど、魔法の力云々のセリフが赤くないということが、トリックによる密室だということを証明しているようなものです。
「隙」というのはおそらく、ファンタジー描写による殺害シーンですね。
過剰なんですよ。
わざわざ描く必要がないんですよ。
それなのに、ことさらに魔法があるかのようなことを強調している。
そこに付け入る隙があるんじゃないでしょうか。
「殺害のシーンが描かれていない殺人」から目をそらさせるために、やってるんじゃないかなとは思うんですよね。
生贄殺害の件もそうですが、「死んだ後に杭を打たれた死体」も怪しいですよね。
特に第四の晩以降の、後付で「儀式のための殺人だった」ということにされた死体は、最善手ではない一手だと思います。
殺した順番が違うのだから本当は黄金郷への扉が開かれるわけがない。
それなのに開かれた描写(ラストシーン)があるということは、その描写は偽物、不正解だということですよ。
まんまと罠にかかってるってことですよ。
そのことが分かるのは、ファンタジー描写による殺害シーンがあったからなので、そう考えるとやっぱりあれは隙なんじゃないかなあ。
結局、儀式は見立て殺人だったと考えるのが一番自然なのかな。
こうなってくると、真犯人がいるかどうかすら怪しくなってきますね。
随分昔に仕掛けられた催眠へと導く装置か何かが勝手に動いてるだけで、本当は全員被害者なんじゃないでしょうかね。
杭が刺さるのだって、刻命館ばりの仕掛けがあったとも考えられます。
その点はまだ赤文字で指摘されてませんよね、確か。
「熊沢チエが犯人」というのも、ちょっと考えたんですけどね。
熊=ベア チエ=チェ なので、ベアトリーチェ、とか、はは、ははは……。
沢→トリーが繋がらないので却下しましたけど。
あるいは、名前だけ出てきて姿が見えないキャラが犯人の可能性もあります。
本当ならそれはフェアな真相じゃないけど、催眠術にかかってベアトリーチェの姿に見えているだけだとしたら、ギリギリセーフじゃないですかね。
譲治の見合い話も密かに気になってるんですよね。
譲治の見合い→紗音の鏡割り
この→の間の描写が抜け落ちてるんですよ。
紗音が心変わりするほどの何かがあったはずなので、そこをどう描くのか楽しみにしています。
まあでも、あれですよね。
そういう難しいことは置いといて。
ラムダ卿は可愛いですよね。
めちゃめちゃ趣味悪いですよね。
あれはインパクトありますよね。
立ち絵見たとき、本気で噴きましたよ。
私はあれを見てから、ベアト派からラムダ派へ乗り換えようと思いました。
今回のベアトは言動に下品なところがあったので、ちょっと株が下がりましたね。
美しさが足りない。
優雅さが足りない。
美しい言動だからこそ残忍さが引き立つのに、あれじゃあただの狂人ですよ。
なんというか、一気に小者臭くなったと感じました。
それとも、この考え方がすでに竜騎士先生の術中にはまってるということなのかなあ。
下品な言動のベアトリーチェは、作られたベアト像なのかなあ。
そうであって欲しいなあ。
というわけで、現時点での結論。
・トリックは「睡眠術による幻覚」
・犯人は「ベアトリーチェと名乗る女性がかつて仕掛けた睡眠導入装置」と「館に仕掛けられたトラップ」
・ラムダ卿は趣味ワルかわいい
とりとめもなく書いてきましたが、こんなところでどうでしょう?
ああ、でもこれじゃあ、死体が移動した理由が説明できないんだよなあ。
「真犯人」とは別の意思を持って見立て殺人を行った人、というのが、確実にいると考えるべきなのかなあ。
それこそ、名前だけ出てきてる人の誰か。
あとは分かりません。
碑文の謎も解けねー。
コスト(生贄)が必要なギャンブルって何かあったかなあ。
あったとしても、「で?」っていうことに変わりはないしなあ。
難しいなあ。
面白いなあ。
第1話の感想(ネタバレあり)
第3話の感想(ネタバレあり)
第4話の感想(ネタバレあり)
第5話(散)の感想(深刻なネタバレ多数につきご注意!)