さて、感想と言っても、どこから手をつけていけばいいのやら。
出題編ラストなので、総括的なことでも述べてみたいのですが、あんまり語れることもないんですよね。
何しろ色んなことがあまりにも複雑に絡み合いすぎてて、正直、物語をどこまで理解出来てるか分からないです。
もちろん、作中で起きた色々訳分からん出来事は、解答編で「こういうことだったのか!」とうなずくための布石なので、今は理解出来なくていいのでしょうが。
とりあえず言えるのは、真の敵はベアトリーチェではなく、ベルンカステルとラムダデルタだろうってことです。
なんというか、回を重ねるごとに、あいつらの言動に腹が立ってくるんですよね。
確かにベアトリーチェは惨劇を起こした張本人で、許されざる存在でしょうけど、それでも彼女は真剣に、必死に戦っている。
それに比べてあの二人はなんだ。
あいつらなんて、命を駒としか見ていないクズどもじゃないか。
「????」での最後のあの表情が、全てを物語ってますよ。
懸命に戦う者の姿を見て、暇潰しのゲームだとあざ笑うあいつらこそ、真の敵。
あの二人を倒すことこそが、真のゲームクリアなんじゃないかと、そう思ってます。
一瞬でも「ラムダデルタ可愛い」なんて思っていた自分が情けない。
ここで大事なのは、「うみねこ」はあくまでも「うみねこ」であり、「ひぐらし」とは無関係だってことです。
だって別の作品なんですから、たとえ「ひぐらし」に登場したキャラと似ている人物が出てきたとしても、無関係だと考えるべきですよ。
それが、魔女的な存在だとしても、です。あくまでも別の人物。
ベルンカステルはベルンカステルであり、ラムダデルタもラムダデルタでしかないと考えるべきです。
そもそも、ベルンカステルとラムダデルタは本当に魔女なのだろうか?
「魔法は存在しない」という立場を取るのなら、当然あの二人のことも否定しなきゃいけないんじゃないの?
あの二人が劇中の人物の比喩表現である可能性も、充分にあるわけですよね。
となると、その正体を探るのまた推理の一環なのではないか?
魔女殺しの魔女である縁寿が、あの二人に唯一対抗しうる存在なのではないか、と考えてるのですが、どうなんでしょうね。
ところで、「????」で、「ベアトは絶対に勝利できない」と言われている以上、もう「ベアトリーチェの犯行は全て人間の仕業」という点だけは揺るぎないと思います。
赤で言われたわけではないので、断言するのは早計ですが、物語はその方向で進んでるし、そうじゃなきゃ面白くないっていうのも制作側は分かっている。
で、肝心のトリックなんですが、これは最後の問いかけである「私は、だぁれ?」にさえ答えることが出来れば、全部説明出来るんじゃないかなと思ってます。
ベルンとラムダの会話によれば、「違う」らしいのですが、とりあえず今はそこしか突破口がないので、「そうだ」と仮定します。
それで、少し揚げ足取りな考えになるのですが、これに関しては、
私=戦人
なんじゃないかな、というのが自説の一つです。
つまり、「右代宮明日夢の実の子である戦人」です。
ベアトリーチェは「私はあなたではない」とは言ってますが、「私は右代宮戦人ではない」とは言ってないんですよね。
作中でベアトは、もう一人の戦人が存在しうる可能性を示唆してますし、これはありうるんじゃないかと。
ここで大事なのは、見た目の性別だけで判断してはダメだってこと。
「ベアトリーチェは女」だとも、「戦人は男」だとも明言されたわけではないのですから。
それに「うみねこがオンラインゲームなら」(第3話の自説参照)、中の人の性別と異なるキャラクターを作成してる可能性もあるわけです。
とにかく、赤で言われたこと以外は全て疑ってかかるべきだと、そう思うのですよ。
「私=戦人」ではないのだとしても、このゲームの真犯人は島にいる17名ではないと思うので、それ以外で名前の出てきてる人が怪しいとにらんでます。
なので、他に犯人候補として挙げられるとしたら、
 ̄β綉槎斉夢
∪鐃佑遼榲の母親
戦人の子
あたりかな?
,蓮崋造論犬ている」という説で、△鰐樵阿出てきてないけど、戦人という存在を考えると充分にありえます。
もちろん、△作中の人物である可能性もあるし、だって可能性としてはありえると思う。
あいつが6年前に何かやっちゃったのはほぼ確定なので、もし子どもがいたとしても驚かない自信はありますよ。
6歳程度の子どもが人を殺せるのかって? それはこっちが聞きたい。
ともあれ、「私は、だぁれ?」が全ての鍵だと思うので、そこを詰めていきたいのですが、「誰もいないのに存在する」という矛盾が、分からないんですよね。
戸籍がない=存在しない
というのをちょっと考えてて、これは上記のとも関わってくるのですが、さすがに無いか。
うーん、何か見落としてるところはあるはずなんですが、なんでしょうね、これ。
これが分かったらめちゃめちゃすっきりするんだろうなあ。
他に気になってるのは、金蔵の死亡が確定したことによる「18人目のXは存在しない」ですかね。
でもこれって、「17人目のXは存在しうる」わけで、「誰かの死亡と同時に島に入ってくる」説はまだ覆されてませんよね。
また、第1のゲームでの嘉音は、事故でも自殺でもないとなると、病死?
いや、胸に杭が刺さる病死ってなんだよ。やっぱり他殺なのか?
第4のゲームでの熊沢と郷田の死も不審な点だらけで、自殺に見せかける意味をもっとよく考えなきゃいけないと思うんですよね。
1998年時点で、熊沢、南條、縁寿に現金が送られたのも、かなり重要なのでしょう。
作中で「分からない」とスルーされがちなところにこそ、注目すべきですよね。
注目しても分からないんだけどな!
しかし、これだけムチャクチャな謎を用意しておいて、ファンタジーではないとほぼ断言してるんだから、竜騎士07という人は大した自信家だと思いますよ。
嫌味なんかじゃなく、ここまで堂々と大見得を切れるのは本当にすごいと思います。
心から尊敬する。
真相解明時に「そういうことか!」とヒザを叩かせてくれることを期待しています。
あとはまあ、「ベアトリーチェの犯行は全て人間の仕業」というのはいいとして、
「それでも魔法はあるのか?」
という問いに、どう答えるかですね。
ベアトの赤で宣言されたことすら覆す縁寿は、本当に魔法を使っているように見えます。
霞とのバトルもそう。
「魔法があった方が幸せになれる」という描写が続いてるせいで、信じたくなるんですよね。
だってさー、縁寿もそうだけど、真里亞があまりにも可哀想すぎるだろー。
楼座最悪だよあれ、なんだよあいつ。
もちろんどこまで真実なのか分からないけどさー。
あの親子にも救いを用意しておいて欲しいなー。
しかしそれでも、私個人の意見としては、
「魔法は一切存在しない」
という立場を取りたいと思います。
だって、ベルンカステルとラムダデルタを認めたくないもん。
最終的にはあいつらを追いつめて欲しいもん。
だから、魔法は認めない。
まとめます。
第1話〜第4話の間で自説として述べたのは、
峺験个鮓ている」説
◆嶌徒化僉彑
「うみねこ」はオンラインゲーム説
ぁ峺誉劼ない=存在しない」説
の四つ。
犯人候補は、金蔵死亡が確定したので、
「金蔵の愛人であるベアトリーチェ」
「右代宮明日夢の実の子である戦人」
「右代宮明日夢」
「戦人の本当の母親」
「主人公である右代宮戦人の、子ども」
の五名かな。
縁寿犯人説も充分ありえるんですけどねー、さすがにそれは、無い、かなあ。
「面の推理」理論が使えるのなら、このどれかが当たっていれば、こちらの勝ちということになります。
当てずっぽうになんでもかんでも言って、どれか当たれば勝利宣言って、恥ずかしくないのか?
恥ずかしくないですよ。
だってこのやり方でいいって、作中で言ってるんだもん。
恥じることなく、勝ちを宣言しますよ、へっへっへ。
当たってるとは思えないけどな!
以上で、うみねこ出題編への考察を確定としたいと思います。
碑文の謎は結局分からないままですが、さてさて、どうなることやら。
「散」を遊ぶのが楽しみでもあり、怖くもあります。
第1話の感想(ネタバレあり)
第2話の感想(ネタバレあり)
第3話の感想(ネタバレあり)
第5話(散)の感想(深刻なネタバレ多数につきご注意!)